大西家インタビュー

大西家
プロフィール

 都会ではどこで遊んでいても怒られる、周りに気を使いながら子育てする環境へのストレスや巨大地震への不安。家族と自然の中を散歩中、ふと「のんびり田舎で暮らしたい」と思うようになった。年齢や仕事、様々なことを考えると移住するなら今だ!と、地震が少ない岡山県和気町への移住を決意。今では家の前の田んぼ道や吉井川沿いの広場が子どもたちの遊び場。「何にもないから逆にいい」子どもたちと過ごす何気ない日常に幸せを感じる。そんな大西家の和気町での暮らしについてインタビューしました。(取材・撮影:2021年7月)


Q&Aタイトル画像

どこで遊んでいても怒られる、都会での子育ての難さを感じていました。もし南海トラフ巨大地震が発生したら、夫は夜勤で家に居ないこともあり、当時小さな子ども4人を抱えて逃げられる自信がなかったということがきっかけです。(枝里)

夜勤も多く命に係わる仕事をしていたため、年齢的にも仕事を変えるなら今だ!と思い本格的に移住を考えだしました。(知史)


和気を選んだ理由

まず「移住・地震が少ない」でネット検索して、岡山県へ行きつきました。ちょうど藤まつりが開催されていて、それを見に初めて和気を訪れ、その後、移住相談会に参加しました。(枝里)

高速の入り口があり、交通の便がよく、実家の大阪に近かったことも決め手になりました。(知史)


移住の下見

「住まいる岡山」をネットで検索し、すぐに物件の内覧をしました。下見では買い物環境を見たり、鵜飼谷温泉に入ったりしました。(枝里)

和気に移住すると決めていたので、すぐ住める状態で広かったこの家を内覧時に即決しました。仕事は家を決めてから、通勤時間を考えて探しました。(知史)


移住して変化したことは?

妻の機嫌がよくなりました(笑)。(知史)

マンションの時は、近所迷惑になるからと子どもを叱らなければならず、家でも神経をとがらせていて偏頭痛で寝込むほどでしたが、和気に来てからはほとんど寝込まなくなり、次女も体が弱かったけど、今は熱ひとつ出ておらず、病気することが減りました。夏休みに1度実家へ帰った時、体調を崩したので違いを感じました。(枝里)


メダカ取り

和気町での暮らし
はどうですか?

都会には子どもたちが遊ぶ場所が本当にないけど、和気はどこでも遊び場になり、長女は都会がよかったと言っていますが、むしろ1番楽しんでいるように思います(笑)。近所の人から「前からおった(居た)よなぁ?」と言ってもらえた時、地域に馴染めたなと思えて嬉しかったです。(枝里)

和気は夜静かで空気もいい。草刈など地域の出合い仕事があり、消防団にも入っています。(知史)


和気町のマイナス面は?

光熱費(ガス・水道)が上がりました。特に水道代。あとは、生活に車が必須となるので移住と同時に購入するのは大変でした。(知史)

噂が広まるのが早いので、そういうのを嫌がる人は向いてないかも。プラスに考えるといい噂も防犯に繋がる情報も早いけど、最初は子どもの名前や年齢もすぐに知られていてびっくりしました。(枝里)


和気町でお気に入り
の場所はありますか?

吉井川河川公園。広くて何もないのが逆にいい。コロナ禍もあり、外で遊べるところがあって助かります。(知史)

家の前の田んぼ道。朝スクールバスが来るので少し早めに出て「カエルがいるよ、おたまじゃくしがいるよ」と子どもたちと話をしながら楽しんでいたら、いつの間にかバスが来ちゃって慌てて走ったり(笑)。帰りはおじいちゃんが網を持って迎えに行って、5分もかからないはずなのに全然帰ってこないと思ったら、そこで子どもとメダカを取ったりザリガニを取ったりしていて……それがすごい好きで、そういう時間が幸せだなと思いました。(枝里)


家の前の田んぼ道

今後の展望画像

子どもたちが大人になって巣立っていくまでは、今の暮らし、今の環境でいられたらなって、そのまんま変わらずいられたらいいなと思います。(枝里)


アドバイス画像

難しく考えず、気楽な気持ちで来た方が多分成功するんじゃないかな。子どもたちとこういうことがしたいから、こういう環境で!と理想を固めすぎず、ちょっとこうしたいなくらいの気持ちで。イメージを作りすぎると“思っていたのと違った”と思ってしまうかもしれません。(知史)

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