令和6年度1学期英語遠隔交流の様子(和気中学校)

更新日:2025年02月12日

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~遠隔交流の実施報告(和気中学校)~
6月 4日(木曜日)9:15~9:45 2B ⇔ ミリセント高校 2対1
6月13日(木曜日)9:15~9:45 2AF ⇔ ミリセント高校 2対1
6月20日(木曜日)9:15~9:50 3A  ⇔ ミリセント高校 2対1
7月 4日(木曜日)9:15~9:50 3BF ⇔ ミリセント高校 2対1

和気中学校では、昨年度の遠隔交流の反省より、PC1台当たりの生徒の人数が多かったこと、音が聞き取りにくかったこと、画面に入りきらないこと等に対応するために、30分間の交流時間を2グループに分けて実施してみました。

令和6年度和気中学校2学期遠隔交流の様子1

●2年生
前半:8グループ(2人対1人)で13分間交流
後半生徒は多目的ルームで遠隔の準備
※生徒の入れ替え。PCはつないだまま移動。
後半:8グループ(2人対1人)で13分間交流
前半生徒は多目的ルームで遠隔の振り返り等

2人1台で実施できたことにより、昨年度の反省点は大きく改善されたことが明らかでした。相手の話すスピードの速さに戸惑いながらも、何とかしてやりとりをしようとする姿勢が見られました。相手も、こちら側の反応を見て、わかりやすい言い方に変えるなどしてくれていることがありました。
PC1台当たり2人を基本で組んでいるので、全員が相手とのコミュニケーションに自分事として向かい合えているように見えました。うまく聞き取れないときには聞き返したり、質問内容を理解してもらえないときにチャットボックスを活用したりと、工夫している生徒が多くみられました。
こちらとしても、より自分たちで問題を解決できるように、CRQ (Check , Reaction , Question) に役に立ちそうなシートを改良しながら用意しているところです。


●3年生
前半:8グループ(2人対1人)で15分間交流
後半生徒は多目的ルームで遠隔の準備
※生徒の入れ替え。PCはつないだまま移動。
後半:8グループ(2人対1人)で15分間交流
前半生徒は多目的ルームで遠隔の振り返り等

機器の接続や相手の準備がスムーズで、各回15分間、長めの交流になりました。事前に用意していたマインドマップ、CRQシート等を使いながら、質問をしていました。授業開始時に、「相手の日本語を聞きたい」という話が聞こえてきて、「Do you know any Japanese word?」と聞いてみると良いね、という話をヴェガ先生がされていました。この質問をすると、照れながらも、「My favorite color is 青」と話してくれた子がいました。別のチームでは、「Yes, I do」だけの回答だったので、日本語で質問してみたら?と提案すると、「お名前は何ですか?」との質問に、「わたしの名前は○○です」ときれいな発音で返ってきてびっくりし、次は何を聞いてみようか?と、日本語でのコミュニケーションも盛り上がっていました。
授業後に、『話せないことがあって悔しかった』と感想を話してくれた生徒がいました。実際に英語圏の人とコミュニケーションをとり、その中で自分の実力が見えたことが生徒の今後の学習の励みになればと思います。
後半、多目的ルームで振り返りをしている生徒を見に行くと、「相手の学年はどのようになっているのか?」「給食はあるのか?」などとたずねてくる生徒がいました。交流が終わってから、質問したいことが浮かんできたようです。また2学期に交流をセッティングするから、その時に聞けると良いね、と話すと、メモしていました。
交流の中で、好きなジブリ作品を聞かれても英語のタイトルがわからない、ポケモンのキャラクターの英語での言い方がわからない、といったことがありました。振り返りシートを記入するときに、いくつか調べてメモしている生徒がおり、交流への意欲を感じました。

今回、2,3年生4クラスとも、前後半に分けてペアでの交流を行いましたが、事後のアンケートより、今回の方が良かったと回答した生徒が大半で、生徒の表情からも達成感や充実感のような物が表れていて良かったと思っているところです。

令和6年度遠隔交流の様子(和気中3年1学期)
●1年生
※日程調整がつかなかったため、2学期に2回実施予定

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