地域おこし協力隊 任期満了のご報告

更新日:2024年03月21日

ページID : 1823

地域おこし協力隊 任期満了のご報告

こんにちは!まつぼっくりこと、松穂亜花音です。


3年10ヶ月の任期満了に伴い、今月3月末をもって公営塾を卒業いたします。
塾生のみなさん、保護者・関係者の皆様、そして大学生や大人スタッフのみなさん、今日まで大変お世話になりました。


火曜日は佐伯のサエスタで、水曜日は和気のエンターワケで、毎週生徒のみんなに会うことが非常に楽しみでした。
あっという間に時は過ぎまして、
約4年前、中学3年生だった生徒が、この3月で高校を卒業し
当時、小学6年生だった生徒は、中学を卒業しました。


この前まで小さいと思っていた生徒が、私の身長をいつの間にか越し、
この前までまだ幼さが残っていた生徒が、心身ともに立派な大人になっていました。
まずもって、その過程を見られることが非常に嬉しく、約4年という生徒たちの人生・時間に、週1回と多くはない頻度ではありましたが(もっとたくさん会いたかった!)、関わることができたことは、非常に光栄で、非常に幸せな時間でした。

授業は、主に、小学生英語(英検・英会話)、中学生英語(英検・英会話)・受験対策英語を担当させていただきました。
英会話であれば、英語を話す楽しさを知ってもらえるような授業、
英検や文法の授業であれば、難しく感じがちなものをわかりやすく教え、「英語って面白い!」と思ってもらえるような授業を目指してきました。
英語は、それを使って人と知り合ったり、未知に触れたりすることが、醍醐味だと私は感じています。

また、休日開催の多世代多国籍の交流イベント「イロマト」も担当させていただきました。
年齢を問わず、小中学生はもちろん、高校生から大人の幅広い方々にお越しいただき、3年間でおよそ200名弱の方々にご来場いただきました。
普段なかなか関わらない人同士で、北欧スポーツしたり、アートしたり、書道したり、インタビューし合ったり・・・
そうして、いろんな人がごちゃまぜになって、同じことに取り組んでいると、会話が増え、少しずつ会話が広がり、深まり、最後には、なんとなく”一つ”になっている感があって。すごくいい意味でのchaos!な風景が、いつもありました。
小中学生からは、「年齢差とか国籍の違いとか、関係ないんだなって、気づきました」とか、「和気町って、すごいいい町だなって感じました」といった声がありました。
子ども・大人・外国人、互いに”知らないからこわい”という気持ちが、ある人にはあると思いますが、知り合っちゃえば、なんてことはない。
互いの違いを知り、受け入れ合い、尊重し合うことが、喜びになり、
また、いろんな人を知る中で、自分の中で自分の存在も色濃くなっていく。
地元の人や、移住者の人、移住者の中には外国人の方も少なくない和気町ですので、これからも「いろんな人が共に生きる地域社会」であり続けてくれたら、その最先端を行ってもらえたらと、勝手に妄想しています。

最後に、生徒の皆さんがもし読んでくれていたら、贈りたい言葉があるので、ここに書きます。私の好きな言葉です。
「一人前になるには50年はかかるんだ。
功を焦るな。悲観するな。
もっと根を深く張るんだ。
根を深く張れ。」(升田幸三氏)

雨も風も、自分の糧になるもの。
たくさん打たれて吹かれても、負けず、
たくさん水を吸って、たっくさん陽を浴びて、
焦らずに、じっくり、じっくり、根を深く、深く、張っていきましょう。

間違えることや、”知らない”ということを、恐れず、自分で自分の限界を決めてしまわずに、生徒みなさんが、なりたい自分になれるよう、したいことを存分にできるよう、ずーーっと、応援しています。
すごく楽しかった!ありがとう!See you again!!

保護者の皆さま、これまでご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
今後とも、公営塾をよろしくお願いいたします。

令和6年3月
和気町地域おこし協力隊(公営塾・和気閑谷高校高校魅力化担当)
松穂 亜花音

集合写真
公営塾の集合写真
集合写真
公営塾
公営塾
公営塾

この記事に関するお問い合わせ先

社会教育課
〒709-0521岡山県和気郡和気町父井原430-1
電話番号:0869-88-9110
お問い合わせはこちら